大学受験で重要なのはモチベーション? 東京大学の受験体験記
INTERVIEW: 河合塾マナビスの卒業生で、東京大学(以下、東大)に現役で通う湧谷光織さん
―――東大を意識するようになったきっかけは何ですか?
湧谷さん: 私は幼少期から高3生までピアノを習っていて、音大に行くかどうかでとても迷っていました。決め手となったのは、東大に行っても音楽はできるけど、音大に行ったら音楽しかできなくなると思ったことでした。音大を諦められるだけの大きな目標が欲しい…、そう思って東大を目指すことに決めました。
―――なかでも東大が魅力的だと思ったのはどういった点ですか?
湧谷さん:高2生の時に行った東大のオープンキャンパスで、在学生が主催する東大志望の方たちと交流できる機会がありました。同年代の高1~高3生の方と勉強法などを共有し合って、「こんな勉強法があるんだ!」とすごく刺激になりました。
私は小・中・高の12年間一貫教育校に通い、大学まで受験することもなく過ごしてきたので、良くも悪くも閉じられた温かい世界にいると感じていました。それもあってか、幅広い教養をもった人たちと交流ができて、いろいろな刺激をもらえるようなところに行きたいなと思いました。
―――受験を終えて、印象的に感じたことはありましたか?
湧谷さん:大学受験を通して感じたのは「受験は辛い」という固定観念から解放されず、どんどんネガティブになってしまうとなかなか結果にはつながらないということです。努力を継続するのは確かに難しく、周りからのプレッシャーもストレスになっていて辛い…。
それでも、「受験は人生の通過点に過ぎないから、最終的には楽しんでいこう。」、「模試の成績が良くなくて落ち込んだら、寝て気分転換をして切り替えよう。」といった具合で、上手くメンタルを切り替えていく人が結果につながるということを、身をもって実感しました。また、周りの合格者にもそのような人が多かったと思います。
こうした自分の経験も踏まえて、受験で一番大事なのはメンタリティーだと感じました。大学に受かることをゴールにせず、自分がやりたいと思うことを見つけて貫いていく強さは東大に入ってからも求められると思います。
受験を乗り越えたからこそ分かる!学習のコツ
―――受験勉強でこだわっていたことはありますか?
湧谷さん:自分に合っている勉強法を見つけることが大切だと思います。 私の場合は、とにかく睡眠時間を削らないようにして、朝早くや夜遅くまで勉強をせず生活リズムを保つようにしていました。大学で人生が決まるものではないのと思うので、“楽しんだもの勝ち”と考えてストレスを溜めないようにしていました。
―――東大受験における河合塾マナビスの活用法としてオススメなものは何ですか?
湧谷さん:東大の過去問を研究しつくしてきた先生による「過去問対策講座」がとても有効でした。「この年の問題はこうだから」、「ここの正答率が低いから…」と重要なポイント解説もしているので、一人で赤本とにらめっこしているだけでは得られないようなものがあります。
――――東大に通うなら、高校生からきちんと取り組んだ方がいいと思うことはありますか?
湧谷さん:とにかく英語です。文系・理系問わず、東京大学は英語ができるものが制する世界だと思います…。もし、入試では英語があまりできず、数学がすごくできるということで入学したとしても、入学後の授業では英語をかなり使うことになります。
そこで英語が苦手だとなると脱落してしまうと思うので、東大に入ってからっていう意味でも本当に英語だけはしっかりやっておくのが正解だと思います。
※東京大学では英語に加えて、第二外国語も必修となっています。
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\東大合格者の声/
受験期にしてもらうと助かる保護者のサポートとは?
河合塾マナビス卒業生で現役東大生の皆さんを取材し、大学受験に際して保護者の方にしてもらって助かったサポートについて教えてもらいました!
●受験に必要なものを「自分で決める」
(東大生の声)
塾や参考書など、「必要だと思うものを好きなように選んでね!」と両親に言ってもらえたことで、自分で取捨選択するようになりました。自分で決めたことだからこそ、大切に活用しようと思います。
(東大生の声)
どこの塾に行くなど、受験に際して自分の考えで物事を進められるようにサポートしてくれたのはとても感謝しています。
●塾までの送り迎えや食事のケア
(東大生の声)
・塾までの送り迎えをしてくれてすごく楽をさせてもらえました。
・高3生の夏は、毎日朝早くから夜遅くまで塾へ行くので、お弁当や帰宅時間を問わず食事を作ってくれました。お母さんも仕事をしながらの準備はとても大変だったと思うので…感謝しかありません。
●受験のスケジュールを親も把握する
(東大生の声)
多くの大学を受験する際には、受験票など必要な資料をお母さんがきちんと整理してくれて助かりました。お母さん自身も“次にどこを受けて何をもって行けばいいのか”というのをきちんと把握してくれていたおかげでスムーズに進められました。
~~「これはやめてほしい!」も聞いてみました~~
●ミスをしたことへの指摘
(東大生の声)
テスト結果などを見て、ケアレスミスを突かれたりすると気分が落ち込みます。自分が一番分かっていることなので、改めて人に言われると辛い…。
●過度な期待
(東大生の声)
“東大を目指す!”となると、学校や塾の先生、両親、祖父母など多くの人から応援してもらえるのですが、ハイレベルな大学を目指すということでまわりの友人にもあまり相談ができない中で、「○○なら絶対に受かるよ!」などという家族からの期待がプレッシャーになることも…。
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今回のコラムでは、現役東大生に受験体験記、保護者のサポートのすすめについてお伺いしました。
これからの大学入試を勝ち抜くには、学力を高めるだけでなく、受験勉強のコツや効果的な勉強法をうまく取り入れること、最新の情報をキャッチして、学習計画や受験戦略に反映させることが必要不可欠です。
この「情報戦」を勝ち抜くためのあらゆるノウハウを提供できるのは、過去の受験生たちの膨大なデータを蓄積し、最新の受験情報が集まる河合塾グループだからこそ。
河合塾マナビスでは、受験のプロであるアドバイザーが、一人ひとりに合った入試や学習情報をピックアップし、わかりやすくお伝えします。
また、年に数回、保護者説明会を開催。説明会や面談では、保護者様がもつ質問に受験のプロのアドバイザーが丁寧にお答えいたします。受験の知識がなくても、安心して受験に臨んでいただける環境があります。
進路・学習に関するお悩みや不安も、アドバイザーに相談可能。
まずは河合塾マナビスまでお問い合わせください。
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