安心できる学習環境構築のポイントとは!?
受験生がいる家庭では、本人はもちろん、保護者様もさまざまな不安があるかと思います。
「志望校はいつまでに決めたほうがいいのか」「予備校はどこがいいのか?」「部活や学校行事とどうバランスを取るのか?」などなど。
そこで、高校生の子どもがいるライターが、河合塾マナビスに直撃取材しました。
話を聞いたのは、 話を聞いたのは、河合塾マナビスの中京圏エリア担当部長の菊池大祐さん。
菊池さんは河合塾マナビスの神奈川・千葉・愛知にて校舎長やエリアマネージャーを務めた経験を持ち、実際に数多くの生徒への学習や進路、生活のアドバイスをおくり続けてきた専門家です。
受験生の親目線で、菊池さんにさまざまな疑問をぶつけてみました。
映像授業は自習とは違う! その実態は……
◇ライター:私の子どもも受験対策を考え出しているのですが、予備校選びって難しいですよね。
立地や授業料はもちろん、集団や個別、映像などの授業のタイプ、講師の質など、チェックポイントがいろいろあって、迷うわりには意外と選択肢が少なかったり……。
◆菊池さん:そうですね。
お子さんの性格や好みによって、塾と合う合わないというのもあります。
◇ライター:河合塾マナビスは、校舎で受講する映像授業タイプの塾ですよね。
映像授業は、私が受験生のころはあまりなかったスタイルなので、見聞きはしてはいるのですがよくわかっていなかったりします。
◆菊池さん:体験などで来校された保護者様からは同じように言われることがよくあります。
◇ライター:例えば、映像授業を見るとなると1人で画面に向かうことになりますよね。
映像授業に関するアンケート調査の結果でも「映像視聴(自習)なので孤独」と思っている保護者様が4割近くいます。実際にはどうなのでしょうか?
◆菊池さん:確かに授業自体は1人に1つのブースで見ます。
ただ、単なる「自習」とは異なります。
自習だと映像を見るだけで終わるイメージですが、河合塾マナビスではちゃんと授業を理解したかを確認する「アドバイスタイム」という仕組みがあります。
◇ライター:それはどういった仕組みなのでしょうか?
◆菊池さん:校舎にいるスタッフである「アドバイザー」と面談する時間で、映像授業が終わると理解を確認するために必ず行います。
そのときに生徒は、自分が学んだことをアドバイザーへ説明しなくてはなりません。
◇ライター:生徒が授業で学んだことを人に説明するのですか。
それはしっかり理解してないと難しいですよね。
◆菊池さん:そうなんです。だから、河合塾マナビスに通い出して間もない生徒の多くは、あまりうまく説明できません。
そこで、「説明できない」ということは「理解が浅い」ということに、生徒が気づくのです。
◇ライター:なんとなく聞いて理解した気になっても「実は理解できていない」。
大人でも、そういうことがありがちですが、それに気づけるのはいいですね。
◆菊池さん:説明できないと、授業に対する意識が自然と高まり、もっと真剣に聞かなくちゃ、とか、ノートをしっかり取らなくちゃ、とか生徒が各々に考えるようになります。
アドバイスタイムの前に自主的に授業を見直したりする生徒もいます。
◇ライター:「自分で説明しなくちゃならない」というだけで、かなりの学習効果があるんですね。
アドバイスタイムでうまく説明できなかったら、その後に再度ブースで授業を見ることもできるのでしょうか?
◆菊池さん:もちろんできます。校舎ごとにブースが不足しないように、ブースと生徒の数の比率が維持される仕組みになっています。
なので、よほどのことがない限りブースが埋まってしまうことはありません。
ブースエリア内には長時間勉強に打ち込んでいる生徒さんや部活後に通っている生徒さんなど志望校合格に向けて頑張っている他の生徒さん達もいるので、生徒さん同士が刺激し合える空間となっています。
細やかで柔軟な対応が河合塾マナビスのメリット
◇ライター:アドバイスタイムで話すのは、授業の内容の説明だけなのですか?
◆菊池さん:いえ、学習の状況や計画の確認もしますし、それ以外に、生活や学校の話についてまで話すこともあります。
授業ごとに生徒と話す機会があるので、かなり密にコミュニケーションをとることになります。
だから「孤独」ということもまったくないんですよ。
◇ライター:そうなんですね。
アンケートで映像授業型予備校に対して「1人ひとりに合わせた学習アドバイスは少ない」というイメージを持っている保護者様が半分ぐらいいて、私もそう思っていたのですが、むしろ逆に細やかなアドバイスをもらえるってことなんですね。
◆菊池さん:はい。
毎回話していると生徒のことがわかってくるので、部活の大会が近くて練習が増えているとか、文化祭の準備で忙しいといった状況もわかります。
忙しいときは、相談して塾に来る時間や学習スケジュールを柔軟に調整することもできるのは、映像授業ならではのメリットだと思います。
◇ライター:アンケート結果では、映像授業について「わからないことがあってもすぐ先生に質問ができない」という印象を持たれている保護者様が多いようですが、実際はどうなのでしょうか。
◆菊池さん:確かに講師に直接質問することはできませんが、質問があった場合は、河合塾で授業や教材を作っている教材開発の担当へ回答依頼をすることができます。
記述問題などの添削もしている部署なのですが、早い場合は質問を送った当日に回答が来ます。
◇ライター:それは想像していたのより早いですね。
◆菊池さん:質問ができるかについては、河合塾マナビスを検討されている保護者様からも実際によく聞かれます。
生徒から質問があったときは回答依頼をする前に、まず授業の中に答えがないかを確認します。
授業さえ理解すればわかる質問だったら、「もう1度、映像を見てみよう」というアドバイスをします。
場合によってはアドバイザーも一緒に映像を見返すこともあります。
ポイントは密なコミュニケーションによる信頼関係
◇ライター:映像授業の内容が何度見ても、どうしても理解できないということはないのでしょうか?
◆菊池さん:河合塾マナビスでは、そういったことにならないような仕組みを用意しています。
河合塾マナビスの映像授業には約1,000講座があり、さまざまなレベルのものが用意されており、体験授業などで河合塾マナビスへ最初に来ていただいた際に、生徒に合う講座のレベルを確認してから講座を選択します。
授業の内容がわからないということ=レベルの選択が間違っていたということになるため、講座の変更を検討することになります。
しかし、実際に私が担当した数百人の生徒の中で講座変更をした人は3名だけです。
やはり入会時の判断が重要になりますので、最初から生徒と保護者様としっかり話し合うようにしています。
◇ライター:お話を伺っていると、河合塾マナビスは映像授業が肝になる塾だと思っていたのが、アドバイザーの存在がポイントだと思えてきました。
◆菊池さん:やはり「画面で見る映像授業」だと、おっしゃっていたような「1人で勉強していて、質問も相談もできない」という印象を持たれる方も多いので、河合塾マナビスでは逆にそういった点を丁寧に対応しています。
アドバイスタイムもそうですし、映像授業のブースもほったらかしというわけではなく、30分に1回は見て廻って、集中できていない生徒には声をかけたり、気分転換を促したりしています。
面談もアドバイスタイムだけでなく、毎月1回、個人面談も行なっています。
そこではアドバイザーと一緒に今後の学習スケジュールを確認し、一人ひとりに合った学習ペースでの受験対策を決めます。
保護者様に対しても、年に2回の面談はもちろん、必要に応じて電話をかけてお話ししています。
また「Myマナビス」という、月ごとの学習状況が振り返れる専用のスマホアプリを用意しているのですが、このアプリは生徒はもちろん保護者様も利用できるようになっています。
◇ライター:相当細やかで、目が行き届いている印象です。
◆菊池さん:コミュニケーションが密なので、普段からその子がどんな生活をしていて、どんな性格かがだいたいわかってきます。
進路についても、科目の得意不得意だけで決めずに、今、どんなことが好きなのか、将来、何をしたいかといった話もするので、それに応じた志望校や学部選択のアドバイスもできます。
次第に信頼関係も築けてくるので、そうなるとモチベーションの維持にもプラスに働きますし、もし勉強に身が入ってないなということがあればすぐ気づいてあげられるようにもなります。
◇ライター:アドバイザーと生徒の間に信頼関係が生まれるというのは、理想的な学習環境と言えそうですね。
ちょうど通学圏内に校舎もあるので、うちの子にも河合塾マナビスをすすめてみようと思います!
■調査概要■
調査期間:2019年7月10日(水)~7月26日(金)
実施対象:首都圏在住の高校生~大学1年生および保護者
調査方法;インターネットを利用したアンケート調査
調査結果:回答いただいた方:高校生482名/保護者599名