なぜ英文解釈を学ぶ必要があるのか?
大学入学共通テストや志望大学の英語の試験を突破するためには、まず基本的な英語に関する知識をつける必要があります。
英語の勉強法は「英単語・文法」「英文解釈」「長文読解」という分け方ができます。
下から順に英語の基礎を積み上げていき最終的には、どんな入試問題にも対応できるような英語力を身につけていく必要があります。
特に、「英文解釈の学ぶ目的」は、「速く正確に英語の長文読解ができるようになるため」です。英文の構造を理解し、単語の意味を文脈に合わせて当てはめ、正確に意味を汲み取る、いわゆる「精読」と言われる作業です。英文解釈の知識を身に着け、精読ができる文章のストックをたくさん貯めていくことで、いつの間にかスラスラと長文が読めていきます!
また受験では、この文章の日本語訳を答えなさい、という問題も頻出です。これには、「文章の構造を理解し、文章を正しく読む力」が必要です。
そのため、「英文解釈を勉強すること」は、大学受験で英語で重要なのです。
今回はその「英文解釈」の勉強法について解説していきます!
効果的な英文解釈の勉強法
英語の文法は日本語と単語の配置が違う!
英語は日本語と違っていて、単語の配置が異なります。
例えば、以下の文章で考えてみましょう!
日本語:私はサッカーが好きです。
英語:I like soccer.
日本語の場合は
主語→目的語→動詞という並びになります。
一方英語の場合は
主語→動詞→目的語という並びになります。
このように、「英語と日本語では単語の配置(語順)が異なっている」ということをまず理解して、英文解釈を勉強していくと、理解がしやすくなると思います!
英文解釈の勉強方法
続いて具体的な「英文解釈の勉強法・やり方」について紹介します。
以下を丁寧に行い、読める英文を増やしていきましょう!
- 解説・和訳を見ながら英文構造を全て理解する
- わからなかったところを復習する
- 繰り返し音読をして、英文を読む速度をあげる
1.解説・和訳を見ながら英文構造を全て理解する
問題を解いてみて「わからない!」となったらすぐに解説を読みましょう!
知らないことは知らなくて当たり前です!どんどん新しい知識を知って自分の知識にしていきましょう!
英文解釈の教材には、丁寧な英文構造の解説と和訳が付いています。
それを100%吸収するつもりで、1つ1つの英文構造を理解していきましょう!
2.わからなかったところを復習する
解いた問題の文章の構造を理解しても、復習をしなかったらその知識は身につきません。
もう1度問題を解いてみて解答・解説を読まなくても文章や文章構造が理解でているか確認してみましょう!
1回で理解できる人はいません。
「何度も解いて、復習する」というルーティンを繰り返し「文章の構造を説明できるようになる」という状態を目指しましょう!
それができるようになると、長文問題を解いていても読める文章が自然と増えていきます!
3.繰り返し音読をして、英文を読む速度をあげる
完璧に理解できる英文が増えてきたら、その文章の文章構造をイメージしながら、繰り返し音読していきましょう!
音読をすることで理解した英文を頭の中で処理するスピードが上がり、長文問題を解くときにも、読むスピードを上げることができます。
実際の入試では限られた時間で多くの長文問題を解かなくてはいけません。
その準備として、文章構造を理解した文章をお繰り返し音読していきましょう!
音読はリスニングにも良い影響があるので、共通テスト対策にもつながります!
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